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VoLTEも対応。1年たっても色あせない、「らくらくスマートフォン3」の5つの魅力

VoLTEも対応。1年たっても色あせない、「らくらくスマートフォン3」の5つの魅力

「らくらくスマートフォン3 F-06F」の新しいカラーバリエーションが7月31日に発売された。 「らくらくスマートフォン3」は、発売したのはもう1年も前になるけれど、なにげに元気にロングセラーを続けているスマートフォン。Android OSを搭載したシンプルな使い勝手の、スマートフォン初心者、もしくはシニア向けの端末だ。



「らくらくスマートフォン3 F-06F」

複雑な仕組みや操作になることを避けるために、Google Playには非対応で、アプリを自由にインストールできないという制約はあるのだけれど、プリインストールのアプリや機能が最初からたっぷり用意されていて必要十分。しかも、7月27日にはソフトウェアアップデートが行われている。 1年たってもまだまだ新しい動きのある「らくらくスマートフォン3」。今回のバージョンアップでますます魅力的な端末になったようだ。60代後半に入り、いまだ頑なにフィーチャーフォンを使い続ける筆者の父親にも、本気で勧めたい端末の1つになった。では、どんなところがおすすめなのか、5つのポイントをご紹介しよう。

高音質通話「VoLTE」に対応、テレビ電話も可能に!

同じようにシニア向けも意識している端末としては、通常のフィーチャーフォンの「らくらくホン」や、OSにAndroidを採用したフィーチャーフォン「ARROWS ケータイ F-05G」なんかもあるわけだけれど、これらはいずれも3Gまでの対応。「らくらくスマートフォン3」はLTEに対応しており、しかも7月27日のソフトウェアアップデートにより、なんとVoLTEに対応し、VoLTE対応端末との通話の品質が劇的に向上した。 比較的最近のスマートフォン(ARROWS NXシリーズでいえばF-05F以降)を使っている人なら、親に「らくらくスマートフォン3」を持ってもらうことで、VoLTEによるクリアな音質での通話が可能になる。年を取るにしたがって耳が遠くなるから、高音質かどうかはあまり関係ないのでは、なんて考える”親不孝者”もいるかもしれないが、これまでの3Gによる音声通話は、ややこもり気味の音で聞き取りにくいことがある。VoLTEに変わることで、それよりずっと聞きやすくなることは間違いない。



アップデートでVoLTEに対応。音質を聞き取りやすく自動調整する「はっきりボイス」「あわせるボイス」「ゆっくりボイス」などもあるので、VoLTE対応で鬼に金棒

VoLTEだと発信してから実際に相手につながるまでの時間も短いので、これまでのように間が空いて、ちゃんとつながるのか不安になってしまうようなこともなくなるだろう。お互いに生の声に近い音質で通話できるのはやっぱりうれしいし、孫の声を親に聞かせる時にも子供特有の甲高い(?)声をしっかり届けられるわけで、元気で過ごしていることをリアルに伝えやすいのも利点ではないだろうか。 おまけに、「オレオレ」などと言って騙してくる、いわゆる振り込め詐欺のような電話がかかってきた時でも、生の声に近ければ区別しやすいかもしれないし、相手の顔を見ながら通話できるビデオコールにも対応したので、本人なのかどうか判断に迷ったらビデオコールに切り替えて顔を確認するのも手だ。 で、気になる料金だが、カケホーダイプランがあるので通話料金は毎月一定額で思う存分電話できる。データ通信やアプリの利用にフォーカスしがちなスマートフォンだけれども、あくまでも連絡用のツールなので、「電話としてどうか」というのもまだまだ重要な部分。そういう意味で、通話機能がVoLTE対応によって強化された「らくらくスマートフォン3」は、シニアユーザーに最適な端末のはずだ。



ホーム画面に配置されている9つの「ワンタッチダイヤル」



登録した相手にすばやく、簡単に連絡できる

気軽な近況連絡に「ファミリーページ」が超便利

電話がかけ放題で高音質とはいえ、毎日毎日親に電話したり、親から電話をもらったり、というのはお互いちょっと息苦しい。それに、音声では伝えられないものもたくさんある。例えば子供の成長した姿を伝えるのには写真が一番都合がいいだろうし、急がないちょっとした要件を連絡したい時はテキストメッセージで十分だ。 そういった写真やメッセージをやりとりするのに、電子メールやFacebookなどのSNSを使うのもアリかもしれない。でも、「らくらくスマートフォン3」なら、富士通オリジナルのソーシャル機能「ファミリーページ」を猛烈にプッシュしたいところ。なぜなら、他のSNSのように不用意に子供の写真が拡散したり…といった心配がないからだ。普通のスマートフォンでも専用アプリ(Android・iPhone)をインストールするだけですぐに始められる。



ホーム画面の「らくらくコミュニティ」からアクセスできる「ファミリーページ」

「らくらくスマートフォン3」での「ファミリーページ」の始め方は、ホーム画面にある「らくらくコミュニティ」からアクセスするか、普通のスマートフォン(子供側)のアプリからメールなどで”招待”してもらい、名前や年齢などの情報を入力するだけ。お互いにスマートフォンで撮った写真を気軽に投稿して共有したり、テキストメッセージを書き込んだりして、いわば”家族内SNS”のような形で利用できる。



普通のスマートフォン(子供側)から”招待”する方法が一番確実かも



写真やメッセージを投稿して共有できる



コメントや”拍手”などでコミュニケーション可能

さらに、あらかじめ「ファミリーページ」の設定で「トップ画像に設定する」をオンにしておくと、写真の投稿があった時に自動でその写真を受信し、「らくらくスマートフォン3」のトップ画面(端末のディスプレイをオンにした時や、ホーム画面を下方向にフリックすると現れる画面)の壁紙として表示する機能もある。こまめに写真を投稿していれば、「らくらくスマートフォン3」の親側は、端末を使い始める際に子供や孫の最新の状況を常に知ることができるわけだ。



写真やメッセージを投稿して共有できる



このように端末のトップ画面で投稿のあった写真をスライド表示できる

サポートも万全で親も子も安心

簡単シンプルな「らくらくスマートフォン3」だけれど、それでも、IT機器が苦手なシニアにしてみれば、どうしても疑問に思う部分が出てくるもの。しかし「使い方が分からないから教えて」なんていう相談が頻繁にあっては、子供の側としてもさすがに困ってしまう。簡単に解決できる単純な問題ならいいとしても、じっくり話を聞かないと状況がつかめない時や、遠く離れたところに住んでいて直接端末を見ないと原因が分からない場合は、さすがにアドバイスできる範囲にも限界があるだろう。 でも「らくらくスマートフォン3」ならその点でも安心だ。「らくらく」シリーズでは、専用のサポート窓口「らくらくホンセンター」が設置されている。ホーム画面に「らくらくホンセンター」ボタンが用意されているので、分からないことができたらポチッと押すだけで即座にサポートを受けられるのだ。



ホーム画面にある「らくらくホンセンター」を押すだけで……



直接サポート窓口に電話できる

専用窓口だけあって、「らくらくスマートフォン3」の機能や仕様に会わせた、的確なアドバイスが受けられるのがウリ。メールの送り方が分からないとか、電話帳の使い方が分からないとか、素朴な疑問であっても必ず納得のいく形で解決できるはずだ。また、いちいち聞かれなくてよいので、子供世代にも嬉しい機能といえる。

新色の登場で選択肢が広がった

7月31日から発売になった、「らくらくスマートフォン3」の新色「エアーブルー」にも注目したい。これまでのレッド、ホワイト、ブラックはわりと手堅いイメージのカラーリングだったけれども、4色目のエアーブルーはそれらとは少し印象が違う。わずかに淡いすっきりしたブルーで、派手でもなく、かといって地味すぎることもなく、なんとなくヨーロッパの建物や内装を感じさせるようなおしゃれな雰囲気もある。









もちろんホーム画面も本体色に合わせたカラーリングパターンが用意されていて、統一感を演出している。「らくらくスマートフォン3」の購入を検討しているのなら、このエアーブルーもぜひ店頭でチェックしてみてほしい。



ホーム画面のカラーリングも新たに用意された

特別な割引キャンペーンもアリ

最後に、「らくらくスマートフォン3」をシニアの親に使ってもらう場合、料金面でおトクになることも伝えておきたい。60歳以上の方がFOMA契約のフィーチャーフォンから「らくらくスマートフォン3」に乗り換え(契約期間3カ月以上)、カケホーダイプランと、データ容量を分け合うパケットパックに子回線として加入すると、「シニアはじめてスマホ割」が適用される。最大24カ月間、月当たり1520円も割引されるのだ。 親に「らくらくスマートフォン3」を使ってもらうのに、このキャンペーンを利用しない手はない。キャンペーン期間は9月30日までなので、まだもう少し時間がある。これから始まる夏休み、実家に帰省する予定があるなら、電話や写真を使った親との今後のコミュニケーションを円滑にするためにも、VoLTE通話とファミリーページを利用可能な「らくらくスマートフォン3」をプレゼントしてみてはいかがだろうか。

ガラケーだけどLINEもオッケー♪ 「ARROWS ケータイ F-05G」

ガラケーだけどLINEもオッケー♪ 「ARROWS ケータイ F-05G」



「ARROWS ケータイ F-05G」


スマートフォン全盛の今でも、まだまだ根強い人気を誇っていると言われる従来型の携帯電話。通勤電車の中でふと見渡してみると、スマートフォンの画面を一生懸命フリックしている人たちに混じって、フィーチャーフォンやガラケーと呼ばれる従来型のケータイを使っている人もわりと頻繁に見かけ、なるほど、とその人気のほどを改めて実感する。

維持費が安価であったり、キー入力のしやすさ、手で持った時のフィット感、電話する時の"耳当たり"の良さなどが、古いフィーチャーフォンを使い続けている大きな理由になっているのだと思う。でも、ハードウェア面は進化しないままで十分に使えるとしても、インターネットの利用が当たり前になっている昨今、ソフトウェア面では徐々に不満に感じることが増えてきていないだろうか。

例えばWebの大部分はPCかスマートフォン・タブレット向けに作られ、連絡手段もメールからLINEをはじめとするインスタントメッセージに主流が完全に移っている。フィーチャーフォンでは、最新の情報を快適に得ることがだんだん難しくなってきているのだ。

そんなフィーチャーフォンの利点と不満点を解消するべく最近になって登場したのが、中身はスマートフォンのようでいて外見と使い勝手はフィーチャーフォンという、ハイブリッドな作りの"古くて新しい"ケータイ。富士通が2015年のドコモ夏モデルの端末として6月19日に発売した「ARROWS ケータイ F-05G」も、その1つだ。

見た目はケータイ、中身はスマホ

このF-05G、外見は従来型のフィーチャーフォンと同様のテンキーを備えた二つ折りのケータイで、中身にはスマートフォンと同じOSであるAndroid 4.4を採用している。使い勝手は完全にフィーチャーフォンを踏襲しつつ、ソフトウェア面では最新技術に対応したプラットフォームとしているわけだ。



2つ折りのコンパクトな筐体


画面はタッチパネルではなく、普通の3.4インチ(480×854ドット)TFT液晶ディスプレイで、画面上のカーソル操作は全てテンキーなどの物理キーで行うことになる。背面には0.8インチの有機ELサブディスプレイも備えていて、時刻や着信などの各種通知を表示。有効810万画素のカメラも搭載されている。



ディスプレイはタッチに対応しない、3.4インチのTFT液晶




背面には時計などを表示する有機EL液晶




背面には810万画素のカメラ


側面で目立つのは「マナー」と書かれたボタンのみで、閉じたときは全体的につるっとした印象。余計な飾り気が一切ない、シンプルなちょっぴり大人を感じさせるたたずまいで、手のひらへの収まり感も抜群だ。通話時の"耳当たり"も良く、スマートフォンでありがちな、通話中に耳に当たる位置を頻繁に変えて良く聞こえるポジションを探る、といった不格好な仕草を見せながら会話することもない。



側面で目立つのはこの「マナー」ボタンのみ




反対側にはカバーに隠された充電・データ転送用のMicro USBポートがあるが、全体はつるんとしている




フィーチャーフォンは顔の形にフィットするのか、"耳当たり"が良い


ヒンジ部にはボタンがあって、ここをプッシュするとケータイが開くようになっているなど、かつてフィーチャーフォンで人気があった便利なギミックをさりげなく用意しているのもうれしいところだ。



ヒンジ部に設けられたボタン




ワンプッシュでご覧のように開く


テンキーは、わずかに縁が浮き上がったフラットなデザイン。スタイリッシュな見栄えにしながらも、しっかり指先でボタンの感触を確かめられるので押し込みやすく、フィーチャーフォンならではの操作感やクリック感を味わえる。また、一番下の段にある1〜3の数字が書かれたキーは「お気に入り機能ボタン」で、よく使う機能の起動に割り当てたり、連絡先のショートカットとして使える。1つのキーに"短押し"と"長押し"で異なる機能を割り当てられるので、計6つのアクションを実行可能だ。



フィーチャーフォンならではの物理キーは、やっぱり使いやすい




最下段の3つのキー「お気に入り機能ボタン」には異なる機能を割り当てることができる




短押し/長押しそれぞれに機能を割り当てられる




割り当て可能な機能も多い


スタンプが使えて通話もできる「LINE」アプリがプリインストール

このように、フィーチャーフォンとほぼ同じデザインと操作性を実現しているF-05Gだが、中身はどうなのか。おそらく一番のポイントとなるのは、「LINE」アプリがプリインストールされているところになると思う。



「LINE」アプリがプリインストール!


フィーチャーフォンユーザーが今最も不満に感じていることの1つは、きっとメッセージアプリのLINEが便利に使えないことではないだろうか。フィーチャーフォンで動作するアプリが用意されておらず、WebベースでLINEを利用する手段はあるものの、始め方も、使い勝手も、決してユーザーフレンドリーとは言いがたかった。

スマートフォンユーザーが増え、周りのみんながLINEを使ってやりとりしているなかで、連絡手段として基本的にメールやSMSしか使えないフィーチャーフォンでは、情報の伝達速度にも差が出てくる。子供が通う保育施設や学校、あるいはマンションのような地域コミュニティでは、連絡用ツールとしてLINEを使うところもあり、お父さん・お母さんらがLINEのアカウントを持っていないと、必要な情報を円滑に受け取れないという話もあるくらいだ。

F-05GでLINEを利用したい時は、メニュー画面の「ツール」から選んでアプリを起動することになるが、実はさきほど紹介した「お気に入り機能ボタン」の「1」に最初から割り当てられているので、ポチッとワンプッシュするだけでもOK。初期設定はスマートフォン版とほぼ同じ手順で、パスコードをSMSで受信して認証すればすぐに使い始められる。



LINEは「ツール」から起動できるが、「お気に入り機能ボタン」からも起動でいる


画面構成もほとんどスマートフォン版と同様。テキストでやりとりするトークはもちろん、無料音声通話やビデオ通話機能も使える。画面操作は物理キーで行うが、画面上のボタンは矢印カーソルを上下左右キーで動かし、決定キーでクリックする形となっているのが、一般的なスマートフォンとは異なる部分だ。



音声通話画面




ビデオ通話中


トーク画面はおなじみの吹き出しが左右交互に表示されるチャットスタイル。テキストはテンキーからサクサク入力でき、ATOKの賢い日本語変換のおかげでストレスもない。そして、LINEといえばスタンプ。もちろんF-05GでもLINEスタンプを使用でき、無料で用意されている20種類ほど(6月現在)のスタンプを追加ダウンロードしてトークをにぎやかにできる。



トーク画面




スタンプももちろん用意


この20種類でも十分に楽しめるとは思うのだけれど、ちょっと注意しておきたいのが、F-05GのLINEアプリからは有料のスタンプを直接購入できないこと。スマートフォンなどの相手から送られてきたメッセージ内のスタンプは、有料のものであっても問題なく受信して表示できるけれど、同じようにF-05Gでも有料の多彩なスタンプを使おうと思ったら、誰かから"プレゼント"してもらうしかない。仲の良い相手におねだりする、というのもアリだろうか!?



有料スタンプは購入できないので、誰かにおねだりする?


ところでF-05Gは、対応する通信方式が3Gのみで、高速通信のLTEやWi-Fiには対応しない、かなり割り切ったフィーチャーフォンらしいフィーチャーフォンだ。とはいっても、最大受信速度14MbpsのFOMAハイスピードに対応しているので、LINEのようなテキストのやりとりが主体となるアプリでは、そのレスポンスに全く不満を感じることはない。音声通話やビデオ通話では若干の遅延を感じることはあるものの、実用できるレベルだ。

SNSや動画サイトもバッチリ。維持費は抑えられる!

中身がAndroidということもあり、搭載しているWebブラウザーもスマートフォン向けとほぼ同等のフルブラウザーとなる。フィーチャーフォンでは、PC向けWebサイトを見ることができるフルブラウザーを搭載する機種もあったけれど、基本的には携帯電話向けに最適化されたコンテンツにアクセスするのが通常で、表現力も情報量もサイト数も、スマートフォン・PC向けのそれと比べて乏しかった。

F-05Gなら、もうそんな状況とはおさらば。見慣れたケータイサイトには逆にアクセスできなくなってしまうが、より表現力の豊かな、スマートフォン・PCサイトと同じ内容の、世界中にあるWebコンテンツを自由に見て回ることができる。スマートフォンユーザーの多くが利用しているFacebook、TwitterといったSNSも使えるし、YouTubeやニコニコ動画といった動画サイトも閲覧可能だ(動画サイトは通信速度の問題からやや重いけれども)。



ニュースサイトを巡回。従来型の操作が可能なケータイモードと、カーソルで操作できるマウスモードの2種類を使い分けられる




Facebookにアクセス




Twitterもバリバリ使える




YouTubeで動画再生




ニコニコ動画も、ちょっと重いけれど楽しめる


LINEもWebも最大限に利用でき、それでいて従来型のフィーチャーフォンに慣れたユーザーも違和感のないテンキー操作で扱えるF-05G。ここまでメリットを挙げてみたわけだけれど、「じゃあ料金は?」というのが気になるところではないだろうか。

※以下、金額はいずれも税込

F-05Gの本体価格は3万6288円(24回分割払い時は1512円/月)で、これに月々サポートを適用すると、他社からのMNP(携帯電話番号持ち運び制度)利用時は実質本体価格が0円となる。新規契約時は1万368円、機種変更時は1万9440円だ。機種変更時だと実質価格が少し高く感じるかもしれないけれど、そもそも本体価格が3万円台なわけで、最新スマートフォンが今や10万円近い値段であることを考えると、かなりリーズナブルな値段設定と言える。

月々の維持費は(本体価格を別で考えると)、音声通話のみを使うのであれば、「タイプシンプル バリュー」で最低100円から。スマートフォンとF-05Gの2台持ちならこういった音声通話のみのプランもアリだが、F-05GのみでLINEやWebも使うことを考えると、現実的には「カケホーダイプラン」で家族とのパケットパックを利用し月々2000円台、というのが最も安価。キャリアの最新スマートフォンより断然導入はしやすい。

「あっちを立てればこっちも立つ」、うれしい状況に!?

中身はスマートフォンと同じAndroidではあるものの、待受やメニュー画面、文字入力の方法など、従来型のフィーチャーフォンからほとんど変わっておらず、"安心感"をもって使い始められるのがF-05Gの一番のメリット。そろそろLINEを使いたいけれど、フィーチャーフォンのままでいたい、という人はもちろん、維持費を見れば、スマートフォンと2台持ちして通話用途に特化して使いたいという人にもF-05Gはぴったりだ。



F-05Gを通話機能に絞って契約し、スマートフォンと2台持ちするのもアリ


使い勝手を重視すれば機能が足りず、機能を重視すれば費用がうんと高くなる、といった「あっちを立てればこっちが立たず」的なアンバランスさがF-05Gの登場によって軽減され、いろいろな選択肢のなかから賢く選んで使い分けることができるようになったのはうれしい限り。"古くて新しいフィーチャーフォン"に乗り換えると得なのか損なのか、あるいは便利なのかそうでないのか、一度じっくり検討してみてはいかがだろう。

世界初の虹彩認証搭載ッ!

スタパ衝撃!! ロック解除もカメラもダウンロードも、すべてが「一瞬、サクサク」な「ARROWS NX F-04G」がキてるッ!!

登場したばかりのARROWSスマートフォン2015年夏モデルこと「ARROWS NX F-04G」。その概要を知って「むむむっコレは欲しい!!」とテンション上がっちゃったワタクシ。それを見たインプレスの中の人が「ちょうど実機借りてるんで触ってみますか?」と。触る触る触らして〜!! てな流れで「ARROWS NX F-04G」をイジっちゃいますヨ♪

ていうかイジった途端に脳活性率256%!! この端末はイイわ〜、と。すっごく快適ですっごく快速で、何かと「えっ!?」てな感じで刺激的なんです。使っていてヒッジョーに心地が良いのでありました。

最新のARROWS F-04Gにテンション上がりまくり!

ともあれ、まずはザッと「ARROWS NX F-04G」のスペックなどを。本体サイズは、縦約146×横約70×厚み約8.8(最厚部10.5)mmで、質量は約155g。写真のとおり、直線的でストイックなデザイン。カラーも好印象。端正な雰囲気の端末ですな。

ARROWS NX F-04G。カラバリは写真の「Iris Green」のほか「Black」と「White」も用意される
グラデーション塗装が美しい背面
画面サイズは前モデルのF-02Gと同等だが、横幅が狭くなり持ちやすくなっている

プロセッサはSnapdragon 810 MSM8994(2.0GHzクアッドコア+1.5GHzクアッドコアのオクタコア)で、OSはAndroid 5.0 (Lollipop)。アプリがサクサクと動く処理性能があります。バッテリー容量は3120mAhで、USBケーブルでも付属卓上ホルダ「F50」でも充電可能です。

ディスプレイには約5.2インチのIPS液晶を採用し、解像度はWQHD(1440×2560ドット)。テレビ放送受信はフルセグ/ワンセグの両対応。このWQHD解像度が約5.2インチの中にあるということで、凄く高精細&美麗表示がなされるわけですが、とりわけフォントが滑らかになり読みやすくなるので、目に優しい端末だと感じられます。

WQHD解像度で高解像度の画像や動画の精細さを存分に味わえる。フルセグ/ワンセグ対応で、アンテナも内蔵

カメラは、アウトカメラが約2150万画素、インカメラが約240万画素。アウトカメラはヘタなコンパクトデジカメを凌ぐ解像度がありつつ、オートフォーカスもかなり速かったりします。

サウンド方面は、まずハイレゾ音源対応。イヤホンを挿せば音楽/動画系アプリが自動起動する「イヤホンランチャー」も実用的です。また、FMトランスミッタを内蔵しているので、端末内の音楽をカーステレオなどのFM受信対応オーディオに飛ばして聴くこともできます。

通信関係は、音声通話はVoLTE対応で、データ通信は下り最大225MbpsのPREMIUM 4G (LTE‐Advanced)に対応。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/acに対応しています。BluetoothはBluetooth 4.1LEに対応。赤外線通信にも対応していたりします。なお、テザリングはWi-Fi/Bluetooth/USB接続で使えて、同時接続数はWi-Fiが10台、Bluetoothが5台、USBが1台となっています。

そしてもちろん防水(IPX5/8)防塵(IP6X)。上記のようにスペック的には全部入りのフルスペックって感じであり、さらに水回りでも安心して使えるあたり、従来のARROWS NXシリーズの良さを踏襲しています。

さらに、セキュリティとして世界初の虹彩認証である「Iris Passport」を搭載。ユーザーの目の虹彩(瞳孔と白目の間の部分)を認識し、ロック解除の認証とする技術で、詳しくは後述しますが、コレがま〜スゴい!! んです!! マジ!! でっ!! しかも認識/認証速度が超速いんです。

そんなスペックの最新スマートフォン「ARROWS NX F-04G」。魅力たっぷり実用性抜群の端末に仕上がっています。以降、この端末のナイスな点などをアレコレ書いてみたいと思います。

虹彩認証「Iris Passport」は快適過ぎてヤメラレナイ!!

端末を使い始めてイキナリ衝撃的だったのが、世界初の虹彩認証の「Iris Passport」です。画面右上にある赤外線カメラで、ユーザーの虹彩を認識します。そして、たとえば端末のロック解除時の認証などに利用できます。

使い方はヒッジョーに簡単。まず自分の虹彩を端末に登録するわけですが、画面表示に従って「画面を見るだけ」でOK。10秒程度で赤外線カメラにより虹彩が読み取られて登録されます。これだけで準備完了。

虹彩を読み取る赤外線カメラ。赤外線なので暗いところでも認証OK
虹彩登録は「見る」だけ! 読み取りも「見る」だけ! これまでにない超手軽な認証手段だ

虹彩認証はいろいろな場面で使えますが、まず端末のロック解除が超快適になります。具体的には、電源ボタンを押してスリープ状態から復帰させて画面を見......たと思った瞬間、虹彩認証が成立してロックが解除されます。

この「電源ボタンを押して画面を見る」って、スマートフォンを使う人なら誰でもフツーにやることですな。でも「ARROWS NX F-04G」の場合はそのアクションの瞬間に赤外線カメラが虹彩を認識してロック解除。もはや「何もしていないのと等しい動作」でロックを解除できる感覚なんです。

しかも、ほとんどのシチュエーションで虹彩の認識〜認証が非常に高速です。虹彩認証時、画面上部には「両目を合わせるための枠」が表示されるんですが、多くのケースで「その認証の様子が一瞬しか見えない」という感じ。認証スピードとしては、パスコード入力のためのタップ操作より遙かに速いのはもちろん、指紋認証よりもずっと高速。もの凄く快適に使えます。

こんな感じでスマホを自然に「見る」だけであっというまにロック解除される

あと、「ARROWS NX F-04G」には、画面にタッチするとスリープから復帰する「タッチでON」機能があります。これと虹彩認証を併用すれば「端末を持って画面にタッチすれば瞬く間にロック解除」ができちゃいます。本体横の電源ボタン押下すら省けちゃう♪ 繰り返しますが、も〜の凄く快適に使えます。

「タッチでON」と虹彩認証を組み合わせれば超速ロック解除が可能!

なお、この虹彩認証はパスワードマネージャーと連係します。ので、たとえばIDとパスワードが必要なサイトにログインする場合、これまでの入力等操作ステップを大幅に減らせます。docomo IDのログインも虹彩認証で済ませられますので、コンテンツの購入もスムーズになりますな。虹彩認証でIDとパスワードが自動入力されるのは、すっご〜くラクでイイですヨ♪

さらにプライバシーモードの切り換えも虹彩認証で行えます。プライバシーモードは、特定のブックマークやアプリ、Eメールや電話帳や発着信履歴などの個人情報に関わるアレコレを「必要に応じて非表示にできる」という機能です。特定のアプリをロックしたりもできます。虹彩認証でオンオフできるので、さらにスマートにプライバシーモードを使えるようになりました。

ちなみに、虹彩認証はメガネやコンタクトレンズ(透明)を使っていてもちゃんと機能します。指紋認証の場合は指の表面が荒れたり傷ついたり水でふやけたりすると認識されにくいわけですが、虹彩はどこかに触れて形状が変わるような部分ではありませんので、そういう点でも優れた生体認証方式だと思います。

キビキビ&サクサクで使えるカメラ機能

カメラ機能もかなり充実している「ARROWS NX F-04G」です。前述のとおり、アウトカメラが約2150万画素、インカメラが約240万画素。インカメラは広角気味なので、自分撮りもしやすいです。

約2150万画素のアウトカメラ。4K動画も撮影可能に

カメラ機能を使っていて「おっ♪」と思うのは、アウトカメラのオートフォーカスの速さと正確さです。イメージとしては、被写体に向けてカメラを構えれば即ピントが合うという感じ。ピントを合わせたい箇所を指でタップしてもいいんですが、それ以前にカメラが先回りしてピントを合わせてくれるスピード感があるので、ラクに使えますし気分も軽快。サクサクと撮影していけるカメラ機能ですな。

また、風景などのスナップ撮影や机上のモノを接写するときなどには、クイックフォーカス機能が働き、やはりキビキビとピントを合わせてくれます。レンズが上を向いているときは遠くの被写体からピントを合わせ、レンズが下を向いているときは近くの被写体からピントを合わせ、素早く正確なピント合わせを実現しているそうです。

オートフォーカスが高速化&高精度化して、さらにサクサク撮影できるようになった

動画機能もイケてます。フツーに4K動画を撮影できるんでありました♪ スマートフォンで手軽に超高解像度動画(3840×2160ドット)を撮れちゃいます。撮った4K動画は「ARROWS NX F-04G」上で再生できるのはもちろん、「ARROWS NX F-04G」はMHL対応端末なので4Kテレビと直接ケーブル接続して大画面で鑑賞することもできます。

また、「ARROWS NX F-04G」はTransferJet対応。これは3cm程度の近接距離で高速な通信が行える近接無線通信方式で、「ARROWS NX F-04G」は最大375Mbpsの通信が可能です。ので、たとえば撮った4K動画をほかの「ARROWS NX F-04G」などTransferJet対応端末に、無線でクイックに転送することができます。もちろん静止画も高速で転送できますヨ♪

ちなみに「ARROWS NX F-04G」のカメラ機能、じつはあまり凝ったことはできないんですが、その分、迷いにくくササッと使える軽快さが感じられます。オートフォーカスも高速で、上記のとおりTransferJetによる画像転送も高速。迷うことなくキビキビ&サクサク使えるので、誰でも楽しみながら美しい画像を残せると思います。

データ通信が何かと速くてスムーズ♪

端末の起動はタッチして画面を見れば即ロック解除でき、カメラ機能もキビキビと軽快に使える「ARROWS NX F-04G」。全体的に「速さが各所に感じられるスマートフォン」ですが、肝心のデータ通信も速かったりスムーズだったりして快適です。

データ通信における「ARROWS NX F-04G」の速さを支えている要素はいくつかあると思いますが、まずPREMIUM 4G (LTE‐Advanced)に対応していることですな。複数の周波数帯を束ねてデータ通信を行う方法で、下り最大225Mbpsのスピードが出ます。現在国内最速のネットワークサービスで、安定性も高く通信が途切れたりしにくいと言われています。

Wi-Fiも高速な「ARROWS NX F-04G」です。具体的には「Wi-Fi MIMO」に対応していて、無線接続を2本同時に利用することで従来より高速かつ安定的な無線通信が可能です。通信速度は5GHz帯で接続した場合は最大867Mbpsとなります。

LTEもWi-Fiも高速化、快適度がさらにアップしたF-04G

マルチコネクション」機能も「ARROWS NX F-04G」の快適さを高めています。これはWi-Fiでの通信が遅くなったとき、3G/LTEに自動的に接続を切り換えて、データ通信を途切れないようにする機能です。

たとえばWi-Fiスポットを利用中、電波状況が悪化してデータ通信が滞って「あら? 全然通信できない〜ページが読み込まれない〜メールの送受信ができない〜」みたいなトラブルってアリガチですよね。そんなときでも「ARROWS NX F-04G」なら「マルチコネクション」機能が働き、極端に遅くなったWi-Fi通信感度から3G/LTEに自動切り替えし、データ通信を維持してくれます。

ちなみにこの切り替えは、操作などは不要で自動で行われます。気にしなくても「ARROWS NX F-04G」がデータ通信を維持してくれるわけです。結果、「データ通信が途切れにくく安定している」というスムーズな使用感につながります。

「マルチコネクション」は、Wi-Fiが調子悪い~つながらない~というときも自動でLTE/3Gに切り替えて安定した通信を実現

さらに、独自の「高速ダウンロード」機能も「ARROWS NX F-04G」のデータ通信の速さを支えています。これは動画などコンテンツやアプリなどのファイルのダウンロードを高速に行うというもの。

具体的には、通常は1本のダウンロードリクエストを送りますが、「高速ダウンロード」では複数本のダウンロードリクエストを送信します。これにより、1本のファイルを複数に分割し、並列的にダウンロードしたのと同等の効果が得られ、短時間でダウンロードできるというわけです。

サーバーと通信するセッション数を最大16本リクエストし、並列にダウンロードすることでダウンロード速度を高速化する「高速ダウンロード」

しかも「高速ダウンロード」と「マルチコネクション」を束ねてさらなる高速化を実現する「マルチ高速化」モードも備えます。これを利用すると、ただでさえ爆速なWi-Fi MIMOとPREMIUM 4Gを合わせて究極のスピードへ到達できます。

Wi-Fi MIMOとPREMIUM 4Gと高速ダウンロードとマルチコネクション、4つの高速化技術をすべてあわせて今までにない通信高速化&安定化が可能

てな感じの「ARROWS NX F-04G」。端末自体の処理性能の高さからアプリ全般がサクサク動いて快適で、上記のとおりデータ通信も非常に高速で安定性も高いわけですが、ワタクシ的には虹彩認証「Iris Passport」がヒッジョーに衝撃的でした。

スマートフォンのスリープからの復帰操作って毎日何度も何度も行うわけで、毎回「数秒かかる操作」だったと思います。ですが、「ARROWS NX F-04G」は一瞬......というか「スリープからの復帰操作が消えた」という感覚。でも、セキュリティは非常に高いレベルで保たれている、的な。「コレほんとに大幅なストレス減になってるな〜」と実感しまくりです。興味のある方はゼヒ、「ARROWS NX F-04G」をジックリとチェックしてみてください。ドコモショップ店頭にはデモ機も設置されるとのことなので、とくに虹彩認証「Iris Passport」をゼヒゼヒゼヒお試しあれ!!

最先端の生体認証を使い倒し!

ついに来た、「ARROWS NX F-04G」の虹彩認証! 実際どうなの?

虹彩認証搭載の「ARROWS NX F-04G」

携帯電話やスマートフォンに長らく指紋認証を採用してきた富士通が、ついに次世代の生体認証システムとなる虹彩認証「Iris Passport」をARROWS NX F-04Gに搭載した。指紋と同様に人それぞれで異なるパターンをもつ瞳の虹彩の模様を読み取って認証機能に活かすこの技術、スマートフォンに搭載されるのは世界初ということもあり、使い勝手が気になるところ。

そこで、実際にさまざまなパターンで虹彩認証を試し、正しい使用方法や考えられる用途・利用シーンをまとめてみた。これからF-04Gの購入を考えている人の予習に、あるいはすでに購入しているけれど虹彩認証はまだ使いこなしていないという人の参考に、今回の内容を役立てていただければ幸いだ。

虹彩認証「Iris Passport」とは?

ARROWS NX F-04Gに搭載される「Iris Passport」は、人の目の中にある虹彩を赤外線カメラで読み取り、その虹彩の模様のパターンによって誰であるかを識別して、端末のロック解除などに用いることができる機能。虹彩のパターンは指紋と同じように1人1人異なっていて、他人同士が同じ虹彩になることはまず考えられないため、虹彩認証は高いセキュリティを実現するのに適した技術なのだ。

虹彩認証を行うための赤外線カメラ

虹彩認証自体は、企業向けの入退室管理用の据え置き設備などですでに採用されているところもあるけれど、スマートフォンの限られた本体サイズにも収まるように実装・製品化されたのは、このF-04Gが世界初。しかも虹彩の認識に用いられる赤外線カメラをのぞき込んだりする必要がなく、普段のスマートフォンの扱い方とほとんど変わらない所作で認証処理が行えるのも優れたポイント。

これまでのARROWS NXなどに代々搭載されてきた指紋認証も、センサー部を指でなぞるだけという簡単な操作で利用できるのが特徴だったが、今回の虹彩認証では、指の操作すら不要になり、インカメラで自撮りするようなスタイルで赤外線カメラに自分の目を写すだけの、よりいっそう手間のかからない認証方法となった。

"劣化"せず、逆に認識精度がどんどん高まる仕組み

F-04Gでは、従来の指紋認証用センサーがなくなり、代わりに虹彩認証のみが搭載されている。今まで指紋認証を活用していた人にとってはちょっぴり寂しいかもしれないが、指紋認証から虹彩認証へと進化したことで、果たしてどういった点が便利になるのだろうか。

1つは、認証機能を使えるシーンが広がること。指紋認証では物理的に接触して使うセンサーを用いていたため、指先とセンサーとの間に異物が挟まっている状態だと、正しく認識してくれなかった。例えば風呂場やキッチンのように、指先が濡れたり、汚れたりする場所で端末を使っていると、水分や汚れのせいで指紋を読み取れなくなることがある。その場合、結局代替となるパターン入力やパスワード入力などで認証しなければならなかった。寒い日などに手袋をしているときも、指紋センサーが使えないので同様の問題があったのだ。

端末のロック解除時は赤外線カメラで捉えた顔周辺の映像が表示される
この映像を表示せずに認証する設定も可能

しかし虹彩認証は、赤外線カメラが異物で隠れていたりしない限り、風呂場でも問題なく使えるし、手袋の有無も一切関係ない。多くの場所、多くのシチュエーションで便利な虹彩認証をいつでも使えることになる。"なぞる"というステップが1つ少なくなる分、端末を使い始めるまでのスピードも早くなるだろう。

もう1つは、指紋の摩耗による認識精度の低下のような問題が発生しないこと。指先を酷使するような仕事や生活をしていると、場合によっては指紋がすり減って指紋の認識が困難になることもある。そうすると、再度指紋の登録作業をし直すか、指紋がはっきり見える別の指を登録するなどして対処する必要があるわけだ。

対して虹彩は、生涯に渡ってその模様が変化することはまずないとされ、"劣化"による認識精度の低下は考えられない。むしろF-04GのIris Passportでは、最初の虹彩を登録設定した後も、虹彩認証を行うたびにパターン情報などを追加で補完登録する処理が施され、"劣化"どころかどんどん精度が高まっていくのだという。

「虹彩認証の精度を向上」で、手動で虹彩データの補完登録をしていくこともできる

虹彩認証の正しい使い方、正しくない使い方

このように利点の多い虹彩認証を正しく、最大限の認識精度を発揮できるように利用するには、最初の「虹彩登録」作業を間違いなく行う必要がある。といっても、指紋認証に比べて特に難しかったりセンシティブなところがあるわけではない。そもそも端末設定の「ロック・セキュリティ」の項目から虹彩登録を行う際、わかりやすいアニメーションで手順を教えてくれるので、ほとんど迷うことはないだろう。

「虹彩認証の精度を向上」で、手動で虹彩データの補完登録をしていくこともできる
虹彩の登録手順をアニメーションで分かりやすく解説してくれる


ただ念のため気を付けておきたいところとして、虹彩の登録を行う際はできるだけ強い直射日光が差し込まない屋内などで操作すること、メガネを外すこと、端末を顔にあまり近づけすぎず、20〜30cmの間で保持することなどは頭に入れておきたい。虹彩が判別しにくくなるサングラスやカラーコンタクトも御法度だ。以下に「正しい登録・認証方法の例」と「正しくない登録・認証方法の例」を挙げてみたので、参考にしてほしい。



室内

登録:○認証:○

最も確実に虹彩を登録できる場所は、室内。登録時はなんとなく画面を見つめがちだが、赤外線カメラ部を見つめるようにすることでよりスムーズに登録作業が完了する。

 

直射日光下

登録:△認証:△

一般的な写真では明るい場所の方がきれいに撮影できるが、虹彩認証は赤外線カメラを用いることもあり、明るすぎる場所は使い方によっては虹彩が認識されにくくなる。日差しの強い日の屋外では、赤外線カメラ部分に日光が入らないよう、反対側を向くか、建物の影などに入ってから認証しよう。

暗闇

登録:○認証:○

赤外線カメラの仕組み上、暗闇の中でも虹彩を認識できる。もちろんその後、明るい場所で認証する際も問題ない。夜、暗い夜道ですかさずF-04Gを取り出して使わなければいけない緊急時も、布団の中でF-04Gをこっそり使いたい時も、バッチリだ。

 

メガネ

登録:△認証:○

試したところではメガネありでも登録でき、その後の認証も問題なかったが、推奨されない。最初はメガネを外し、裸眼で登録するようにしよう。認証時はメガネをかけていても問題ないが、まれに光の反射で誤認識する可能性はある。

片目

登録:○認証:○

通常は両目認証となるが、片目のみを使う登録と認証も可能。登録時の画面にある「片眼で登録する方はこちらへ」から登録作業を進める必要がある。なお、試したところでは、登録時に両目で行っておけば、その後は片眼でも認証が可能となっているようだ。

 

細目

登録:×認証:×

筆者のように元々細い目をさらに細めてみたところ、やはり認識してくれなかった。目が細くて虹彩が隠れてしまいそうな人は、やや目を見開くイメージで登録、認証しよう。

あさっての方向

登録:△認証:△

登録時や認証時、視線を極端に別の方向に向けてしまうと虹彩を認識できない。ある程度の上下左右方向への視線のずれは許容されるようだが、目はできるだけ端末の赤外線カメラの方へ向けるようにしたい。

 

逆さま

登録:△認証:△

上下逆さまの状態でも登録・認証は可能といえば可能。ただし、常に逆さまに端末を持って認証する必要があるため、実用的ではない。なお、左右90度(横置き)での認証は公式にサポートされている。

変顔

登録:○認証:○

変顔をしていても登録・認証はOK。あくまでも瞳の中の虹彩部分を読み取るため、虹彩さえ十分に認識できる状況であれば、その周辺の顔の表情がどうなっていても関係ない。

 

自撮り写真

登録:×認証:×

カメラで自撮りした写真を液晶モニターに表示させ、その画面を対象に認証を試みたが、登録も認証も不可能だった。赤外線カメラの場合、液晶モニターの内容を判別できる形で捉えることができないようだ。

Iris Passportはどんな用途に使える?

さて、こうして登録が終わって利用できるようになった虹彩認証機能だが、端末のスリープからのロック解除に使えるのは当然として、その他にどんな場面で活用できるのか、紹介したい。

最も便利な使い方の1つが、「パスワードマネージャー」との連携だ。パスワードマネージャーは、以前からARROWS NXシリーズに用意されていた機能で、IDとパスワードをあらかじめ登録しておくと、アプリやWebサイトでID・パスワードの入力が必要になった際に、簡単なキー操作で必要な情報を貼り付け、ログインできるようにするもの。

ただ、これまでのパスワードマネージャーは、言ってしまえば1件1件のコピー&ペースト操作を簡単にするための機能みたいなものだった。例えばログイン画面でIDとパスワードをそれぞれ入力する場合、キーボードのMENUキーからパスワードマネージャーを呼び出して、登録済みのIDを選択して入力し、次にパスワード入力のためにもう一度同じ手順を繰り返す......という流れ。もちろん指紋認証との連携も用意されていなかった。

F-04Gでは、このパスワードマネージャーの機能が大幅に改善され、しかも虹彩認証とも連携するようになった。IDとパスワードの入力が必要なログイン画面で、パスワードの入力フォームをタップすると、キーボードの上部にパスワードマネージャーを呼び出すボタンが現れるようになった。そこからあらかじめ登録してあったIDとパスワードのセットを選ぶだけで、ログイン画面のID・パスワードの両方が一気に自動入力されるのだ。

「パスワードマネージャー」でFacebook用のログインIDとパスワードを登録
Facebookのログインページにアクセスして「パスワードマネージャー」に登録したアカウント情報と関連付ける


さらに、一度このようにしてWebサイトやアプリとID・パスワードのセットを関連づけると、その後は同じWebサイト・アプリでログインしようとした際に(正確にはパスワード入力欄をタップしたタイミングで)虹彩認証が行われ、ID・パスワードが自動的に入力される。あらゆるサービスのログイン操作がこれで簡略化できるようになるはずだ。

一度ログインすると、ログインページのURLとアカウント情報、虹彩のデータが結び付き、その後は虹彩認証を行うだけでサクッとログイン

また、ドコモの各種サービスを利用する際に必要となるdocomo IDを用いるログインページでは、「生体認証」のボタンが出現する。こちらもあらかじめdocomo IDの設定をしておけば、あとは虹彩認証を行うだけであっさりログインが完了してしまう。手入力が不要になって、ここまでログインが簡単になってしまうと、パスワードの複雑さは一切手間にならない。そのため、より想像されにくいパスワードを設定してセキュリティを強化できるメリットもあるだろう。

docomo IDを使うログインページに「生体認証」ボタンが新たに設けられた。ドコモの各種サービスに虹彩認証でログインして利用できる

その他にも、ホーム画面やドロワー上で表示するアプリアイコンのうち、他人に見られたくないものを隠したり、電話帳(「NX!電話帳」)に登録している中から任意の人を隠したりできる「プライバシーモード」機能のオン・オフを虹彩認証で切り替えることが可能で、さらには指定したアプリの起動をロックする「アプリケーションロック」機能で、パスワード入力の代わりに虹彩認証を利用したりと、いろいろな場面で活用できるようになっている。Iris Passportによって端末の普段の使い勝手が劇的に変わることになりそうだ。

「プライバシーモード」は、通知パネル上部の時計がある段を左右フリックすることでオン・オフを切り替えられる。解除時は虹彩認証を利用可能だ
「アプリケーションロック」利用時は、虹彩認証でアプリの起動ロックを解除できる


多機能なARROWS NXシリーズの新たな魅力に

世界で初めてスマートフォンに搭載された虹彩認証Iris Passportだが、その肩書きに甘んじてこれまでの指紋認証のように「ロック解除に使える」だけに止めず、さらにパスワードマネージャーなどと連携して一歩、二歩進んだ使い方を可能にしたことで、まさしく次世代のセキュリティを感じさせる機能に進化した、と言える。

水に濡れても、手袋をしていても使えるなど、利用できるシチュエーションは格段に広がり、もともと"多機能全部盛り"がウリだったARROWS NXシリーズに、また新しい大きな魅力が1つ加わった。虹彩認証で端末操作がどれだけ快適になるのかは、実際に試してみないときっと分からない。お店を訪れた際は、ぜひとも展示端末で虹彩認証にトライして、その使い勝手の気持ちよさを体感してみてほしい。

世界最軽量&超高精細有機ELディスプレイが本当にヤバい!

スタパ齋藤、思わず欲しすぎる~!! タブレット「ARROWS Tab F-03G」

NTTドコモの2014年冬モデルが登場したわけですが、ワタクシ的に超超超注目したのが「ARROWS Tab F-03G」。何を隠そう従来機種の「ARROWS Tab F-02F」を連日活用中なので、当然ながらその後継機種となる「ARROWS Tab F-03G」がヒッジョーに気になりますヨ!! てなわけです。

いや〜凄く便利なんですよ〜「ARROWS Tab F-02F」。10.1型タブレットで、表示が超高精細(WQXGA/2560×1600ドット)。フルセグもキレイに映りますヨ♪ それから処理速度も速くてサクサク動きます。しかも薄くて軽いので常時携帯もラクラク。防水防塵なので室内の水回りやアウトドアの水辺でも無問題です。指紋認証でセキュア&クイックに使える点も「◎」。従来機種「ARROWS Tab F-02F」に惚れ込み中のワタクシです。

そして新型「ARROWS Tab F-03G」。ちょっとスペックを見るだけで欲しくなりますな。従来機より軽くなっていて、有機ELディスプレイを搭載していて、急速充電や高速ダウンロードやマルチコネクションにも対応していて......相変わらずの「全部入り」感。フツーに「世界最強」と言っていいAndroidタブレット端末だと思われます。

ドコモから発売される富士通製Android 4.4タブレット「ARROWS Tab F-03G」

そんなところへ実機に触れられるチャンスが!! もちろん光の速さで「ARROWS Tab F-03G」をイジったワタクシは光を超える速さで「ARROWS Tab F-03G」が超超超欲しくなったんでありました!!

惹かれたのは、まずヒッジョーに軽いこと。えっコレってモックアップかなんか? とか思っちゃうほど軽いんです。ぜひ実機を持ってみてください。10型クラスのタブレットに対するイメージが変わると思います。けっこー驚きの軽さです。

さらに驚けるのが画面表示。高精細でありかつ発色がモノ凄くイイ感じ。色ノリが良く明暗階調も豊かなので、写真も動画もウェブサイトもアプリも、何でも鮮やかに表示されます。

軽さと画面の美しさがあいまって、最強のブラウジング端末といえるデキ

ワタクシの場合、軽さと表示の美しさで既に「欲しい〜!!」という感じに。しかし「ARROWS Tab F-03G」にはさらなる魅力が多々ありました。それらを知ったらもう「欲しい!! 欲しすぎる!!」みたいな物欲全開モードに突入してしまいました。さておき以降、「ARROWS Tab F-03G」の数々のイケてるポイントを見ていきましょう。

カンッペキな基本性能

まず「ARROWS Tab F-03G」のスペックを少々。Android 4.4搭載LTE対応タブレットで、画面サイズは10.5インチ。有機ELディスプレイを採用し、解像度は2560×1600ドット(WQXGA)です。サイズは約174×265×8.5mmで、質量は約433g。このクラスのタブレットとしては世界最軽量です。バッテリー容量は7840mAhで、110時間以上の使用が可能とのこと。

ほか、フルセグ/ワンセグの受信に対応し、録画機能も備えます。また、IPX5/IPX8の防水性能およびIP5Xの防塵性能を備え、バスルームでも使えて雨でも安心。汚れたらサッと水で洗い流せます。さらに、スマート指紋センサーを搭載し、これを使えばサッと即座にロック解除(ログオン)ができます。パスコード等を盗み見される心配もなく、安全に使えますネ♪

スマート指紋センサーの上で指をすべらせるだけでロック解除

日本語入力にはジャストシステムと富士通が共同開発した「Super ATOK ULTIAS」を搭載。手書き文字入力UIもタブレット画面用に最適化され、文字入力効率が高まっています。独自の超高速&安定通信機能を備え、多くのシチュエーションで快適な通信が可能になっています。

てな感じの「ARROWS Tab F-03G」。10.5型WQXGA(2560×1600ドット)の有機ELディスプレイ、7840mAh/100時間以上駆動可能なバッテリーライフ、約433gという軽さ、そして防水防塵性能、さらに指紋認証、カンペキと言える基本性能を備えていると思います。

で、触れてみてまず驚くのは、前述のとおりその軽さと表示の美しさ。軽さについては、余裕で片手で持てる感じ。長い時間「ARROWS Tab F-03G」を手に持って使っていても疲れにくいですし、「軽いから持ち歩こう」という気にもさせます。軽さは正義ですな。

10インチクラスのタブレットとしては世界最軽量

表示の美しさは、「明らかにキレイ!!」と驚けるレベルです。ディスプレイ自体が自己発光するため、200万:1という超高コントラストの表示がなされるとのこと。応答速度は液晶ディスプレイと比べると約2万5000倍も速く、色再現性はNTSC比99%。明暗階調が非常に豊かで、動画にも強く、発色も優れているわけですな。

実際に見た感じは、写真も動画もウェブサイトもアプリもみんなクリアに見えます。メリハリに優れた表示で、とくに写真類は美しく見えます。ザックリとした感触を言えば、とりわけ赤や緑などの色ノリが非常に良く、ホンモノがそこにあるかのようなイメージです。この表示、一度見ちゃうと後戻りできない良さがあります。

有機ELによる自発光ならではの圧倒的なコントラスト感と視野角

ワンセグ/フルセグ対応、録画OK、付属卓上ホルダが便利♪

AV関連も充実している「ARROWS Tab F-03G」です。まずワンセグ/フルセグ放送に対応していて、録画もデキちゃいます。また、画面左右にはステレオスピーカーが内蔵されていますので、もはや「小型デジタルテレビ」ですな。

アンテナ内蔵で手軽にTV放送が楽しめる

ステレオスピーカーを前面に装備。音質補正技術「Dolby Digital Plus」も搭載しているので非常に迫力あるサウンドが楽しめる

それから、「ARROWS Tab F-03G」の画面解像度は前述のとおり2560×1600ドット(WQXGA)で、フルHDよりずっと高解像度。10.5型の高解像度ディスプレイに、フルHDの地デジ放送がギュッと圧縮されて再生されるわけですから、もんのすごい解像度の絵を見ている印象となり、ほんっとにキレイです。有機ELディスプレイは動画にも強いですので、「ARROWS Tab F-03G」は動画やゲームを楽しむタブレットとしてもかなりイイですネ〜♪

それと、付属の卓上ホルダが便利。「ARROWS Tab F-03G」を立てておけて、もちろん充電ができるクレイドルなんですが、背面にテレビアンテナケーブルを接続できるコネクタがあるんです。そこにアンテナ線をつなげば、バッチリ安定してフルセグ放送(地デジ放送)を視聴したり録画したりできます。

卓上ホルダが同梱。立てかけると「シアターモード」が起動し、各種マルチメディアアプリを簡単に起動できる

卓上ホルダにはmicroUSB端子のほか、同軸ケーブル端子を装備。アンテナ線をつなげばフルセグも安定して視聴できる


ちなみに、「ARROWS Tab F-03G」はナニゲにハイレゾ音源にも対応しています。具体的には、標準のメディアプレイヤーで24ビット/96kHz以上のWAV/FLACフォーマットの再生が可能。高品位イヤホンをつなげば、軽快に持ち歩けて長時間使えるハイレゾプレイヤーとしても使えそうですな〜。

動作はサクサク、通信もサクサク

ここで少々「ARROWS Tab F-03G」の細かな仕様について見ますと、プロセッサとして2.3GHzのクアッドコアプロセッサ「MSM8974AB」を搭載し、RAMは2GB、ストレージは64GBとなっています。また、ネットワーク機能として、3Gおよび最大受信速度150MpbpsのLTE通信に対応し、無線LANは最大300MbpsのIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しています。ちなみに、SIMはnanoSIM(nanoUIM)をセットすることができます。

で、「ARROWS Tab F-03G」の使用感ですが、十分な容量のRAMと最新のプロセッサによるものか、かなりサクサクな感じ。何をしてもモタついたりモッサリしたりすることもなく、非常に気分良く使えます。

それから「ARROWS Tab F-03G」はデータ通信も高速で快適です。これまでの「なんかデータ通信が遅いんですけど......」という残念感がかなり払拭されると思います。

具体的には、まず「高速ダウンロード」機能。富士通独自の高速通信機能ですが、動画やアプリなどのファイルのダウンロードを高速に行えるというものです。通常は1本のダウンロードリクエストを送信しますが、「高速ダウンロード」だと複数本のダウンロードリクエストを送信します。そうすることで、1本のファイルを分割して並列的にダウンロードしたのと同等の効果が得られ、短時間でダウンロードを済ませることができるというわけです。

高速ダウンロード機能を有効にするだけでダウンロードが高速化される

この「高速ダウンロード」機能、どんなときに役立つのか? 通常、アクセスが集中しがちな無料Wi-Fiスポットなどではダウンロード速度が遅くなりがちです。でも「高速ダウンロード」機能を備えた「ARROWS Tab F-03G」なら、ダウンロード速度低下のストレスを最小限に抑えられるというわけです。

それから「マルチコネクション」という通信機能。これはWi-Fi接続が遅くなったとき、3G/LTEに同時接続し、データ通信が安定し途切れにくくなる機能です。その名前のとおり、「マルチコネクション」ではWi-Fiと3G/LTEを同時に利用してデータ通信が行われます。

3G/LTEとWi-Fiの同時接続によって通信の高速化と安定化を図るマルチコネクション


Wi-Fiスポットによっては、通信状況が一時的に悪化して「つながってはいるけどデータ通信が滞ってる〜」みたいな状況があります。都心部などだとわりとアリガチかも。でも「マルチコネクション」が機能する「ARROWS Tab F-03G」なら、Wi-Fi通信感度が悪化しても、3G/LTEでデータ通信を維持。3G/LTEへの追加接続は自動で行われますので、ユーザーは切り換え操作など特に意識する必要はなく、体感的には「データ通信が途切れず安定している」という感じになります。

なおこの「マルチコネクション」、利用可能なアプリが限られています。具体的には、Chromeブラウザ、Youtube、Playストア、標準メール、Gmail、Googleマップ、Google Drive、標準ブラウザ、NX!メール、あんしんスキャン、ストアアプリ、ソーシャル電話帳アプリ、音声UIアプリ、Facebook、Twitter、LINE、FACEBOOKメッセンジャー、簡単インターネットなどです。主要なアプリで機能する「マルチコネクション」ですので、多くの人にメリットがあると思われます。

ちなみに、「高速ダウンロード」と「マルチコネクション」は同時に機能します。つまり、Wi-Fiと3G/LTEを同時に使いつつ、ファイルのダウンロードを高速化できるわけです。「ARROWS Tab F-03G」は、まず動作がサクサクな端末です。加えて、ほかユーザーより安定したデータ通信ができつつより短時間でダウンロードを完了できます。全体的にサクサクな感じのタブレットなんですな♪

高速ダウンロードとマルチコネクションを有効にすると、さらにダウンロードが高速化する

賢いATOKと数々の「便利機能」

前述のとおり、「ARROWS Tab F-03G」には日本語入力システムとしてジャストシステム・富士通共同開発の「Super ATOK ULTIAS (スーパーエイトックウルティアス)」が搭載されています。

この「Super ATOK ULTIAS」はパソコン版で定評のある「ATOK」と同等の変換エンジンを備え、予測・変換精度が非常に高い日本語入力システムです。登録単語数もATOK史上最大。従来では変換できなかった難しい単語や新語も効率良く変換できます。加えて、カタカナから英単語に変換したり、町名から住所全体へ変換したり、郵便番号を住所に変換したり、方言も正しく変換したり、手軽に単語登録できたりも。

また、「ARROWS Tab F-03G」にはタブレット用に最適化された手書き文字入力UIがあります。十分な大きさがあるので、複雑な漢字なんかも余裕で書ける手書き文字入力パネルです。使いやすい手書き文字UIに加え変換精度が高い「Super ATOK ULTIAS」があるので、かな〜り効率良く文字入力していけます。

フルキーボードはキーピッチに余裕がありスイスイ入力可能

テンキーと手書き入力パネルの同時表示なども可能。いずれも画面下部のメニューからワンタッチで切り替えられるのが便利

それから「ARROWS Tab F-03G」ならではの「便利機能」もイケてます。たとえば「手袋タッチ」という機能。機能名のとおり「普通の手袋をしたままタッチ操作できる」というスゴい機能です。手持ちの作業用手袋や革手袋で試してみたら、あら不思議!! 手袋のままタッチ操作デキちゃいました♪

タッチ絡みでほかにも便利な機能が多々あります。たとえば「うっかりタッチサポート」は、画面端に指が触れているとき、それは操作するためのタッチかどうかを見極めてくれます。結果、意識的に操作している指のタッチのみに反応してくれます。つまり誤操作防止になるわけですな。

あるいは「タッチブロックモード」。電源ボタン長押しで機能しますが、画面へのタッチに一切反応しなくなり、画面の回転も行われない動作モードですな。画面上に地図や画像などを表示し、それの一部を指で示すなどしながらの使い方によく向きます。相手に画面を見せつつの説明/プレゼンや、端末を囲んでの相談/ミーティングに便利だったりします。

ほかにもイロイロ。画面左下の虫眼鏡アイコンに触れれば、通常は拡大できない地図アプリの文字や設定もいつでも拡大表示される「いつでもズーム」機能、写真や画像内に含まれる「テキストではない文字」でもテキストとしてコピーできる「なぞってコピー」機能、表示中の画面を即座にキャプチャーしてメモ等を書き込める「キャプメモ」機能等々、た〜くさんの実用的な「便利機能」が用意されています。

てな感じの「ARROWS Tab F-03G」。10型クラスタブレットとして突出した機能と性能を備え、さらに細かな部分まで非常に使いやすくチューンアップされている最新タブレットです。使えばスグにその魅力を感じられると思いますので、ぜひ実機に触れて超超超欲しくなったりしてみてください♪

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