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スマホ写真講座arrows@支部

2018.12.12 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第11回

スマホでありがち!ピンぼけ写真から卒業しよう

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は、前回は見方をしてくれた「ボケ」が仇になるケース、つまりピンぼけを意識的に防ぐコツについてです。

ピンぼけしてしまうパターンを覚えよう

スマホ写真の講習会などで、事前に参加者の写真を見せてもらうと、驚くほど多いのが「ピンぼけ」や「手ブレ」をしてしまった写真です。最初の頃はなぜこんなに多いのかな?と思ったのですが、講習会を進めていくと、あるひとつの事実に気がつきました。そう、実はスマートフォンのカメラの使い方や性能を、正しく知らない人がほとんどだったのです。そのため、ピンぼけや手ブレ写真が発生しても「こんなもんなのだろう」と捉えてしまっていたのですね。正直なところ、ほとんどは気をつければ防げるものばかりでした。

たとえばこの写真。一見すると大丈夫そうなのですが、よく見ると花では無く土や地面にピントが合っています。本当は花にピントを合わせたかったので、これは失敗しているんですね。そしてこの失敗、簡単に防ぐことができるパターンでもあります。

ということで、以下は私が実際に講習会などで見聞きした失敗パターンと、その対策の「ピンぼけ対策編」です。

撮影ごとにピントを合わせよう

いろいろと聞いていく中で、最も多かった原因は「ピントを合わせていない」というものでした。ふつう、スマートフォンのカメラはピントを合わせたい場所をタップして、ピントが合った表示が出たのを確認し、はじめてシャッターを切ります。ところが、ピントを合わせたい場所をタップするということを知らない人や、ピントが合った表示を確認していない人、さらには1度ピントを合わせたらその後はピントを合わせ直したりしない、という人が想像以上に多かったのです。これでは「ピンぼけ写真になってください」と言っているようなものです…。

私が講習会でよくオススメする、ピンぼけ写真を防ぐ撮影方法は以下の通りです。

  1. 撮影直前に(構図がだいたい決まったら)ピントを合わせたい場所をタップする
  2. ピントがあった表示(四角い枠などの点滅)を確認する。この時、枠が消えたり赤くなったりした場合はおおよそ「ピントが合わせられていない状態」です。
  3. ピントが合った後は、なるべくスマホを動かさないようにしてシャッターボタンを押す(タップする)
  4. 1度では成功していないかもしれないので、失敗確率を減らすためには、1~3を繰り返し適当な枚数を撮る

特に大事なのは3と4で、ピントとはカメラ(スマホ)と被写体の距離が重要ですから、その距離が変化してしまったら、ピントを合わせ直さない限りは当然ピンぼけ写真になってしまいます。また、スマホはピント合わせが大雑把で難しいため、ピントを合わせ直した上で何度か撮影することが重要になってきます。個人的には10枚くらい撮っても問題無いとは思っています。いらない写真は後で捨てるだけですが、撮影のシチュエーションは二度とやって来ないかもしれませんよ。この時、撮影(シャッター)ごとにピントを合わせ直さないと、同じピンぼけの写真が量産されるだけですので、ご注意ください。

なお2のピントが合わないパターンでは、だいたいが「近いところを撮ろうとしすぎている」というものでした。近い被写体に対して、どうしてもピントが合わないな?と思ったら、少し離れてみましょう。

ということで、簡単なのに効果が高い、ピンぼけの防ぎ方でした。特にスマホ初心者の方はカメラの使い方がわかっていない可能性もありますので、もし周りの方から送られてきた写真がピンぼけばかりだった場合には、この方法を教えてあげてください!