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arrowsマニア情報局 第24回

アレがないんだよ、アレが!! arrows Fit F-01Hとarrows M02/RM02でHDDレコーダーの番組を見る方法

arrows @をご覧の皆様、「せう」です。無事、スペインから日本に戻りました。以前ご紹介した0秒転送をやり忘れて、日本からの着信を有料で取ってしまいました。来月の電話代が少し心配です(


arrows Fit F-01Hやarrows M02/RM02でHDDレコーダーの番組を楽しむには……?

さて、NTTドコモから発売されている「arrows Fit F-01H」と、富士通が発売している「ARROWS M01」「arrows M02/RM02」では、単体でネットワーク対応のハードディスク(HDD)レコーダーに録画した番組を見ることができません。しかし、見る方法がないわけではありません。今回の情報局では、これらの機種でネットワーク対応HDDレコーダーに録りためた番組を見る方法をご紹介します。

※注意 本記事でご紹介する方法で、全てのネットワーク対応HDDレコーダーで再生を保証するものではありません。また、アプリの完全な稼働を保証するものでもありません。トラブルが発生した場合の責任は負いかねますのでご了承下さい。

「DLNAクライアント」がプリインストールされていないF-01H・M02/RM02


arrows NX F-02Hなら、プリインストールされているのですが……

ネットワーク対応HDDレコーダーの多くは「DTCP-IP」という著作権保護技術に対応する「DLNA(※1)サーバー」機能を搭載しています。

この機能を使うと、ネットワーク上のDTCP-IP対応の「DLNAクライアント」に録画した番組を配信できます。レコーダーによっては10秒程度の遅延で放送中の番組をリアルタイム配信できますし、レコーダーとクライアントの組み合わせによっては録画した番組の持ち出しも可能です。

国内メーカーのハイエンドAndroid端末の多くは、DTCP-IP対応のDLNAクライアント(プレーヤー)アプリをプリインストールしています。これはarrows(ARROWS)も例外ではなく、ほとんどの機種に「DiXiM Player」というDTCP-IP対応のDLNAクライアントをプリインストールしています。DTCP-IP対応のレコーダーを無線LAN(Wi-Fi)経由でarrowsとつなげると、DiXiM Playerで録画した番組を楽しめるのです。

しかし、ポイントは「ほとんどの機種」というところで、F-01HとM02/RM02はDTCP-IP対応DLNAクライアントアプリをプリインストールしていないのです。端末の想定ユーザーと、価格面での折り合いから省略されたものと思われます。

(※1)Digital Living Network Alliance:名前の通り、家庭(リビング)内のネットワーク機器の相互接続性を向上するために結成された業界団体の名称で、現在では規格名的に使われることも多い。


DLNAの定める接続手順に準拠した機器・ソフトに付く「DLNA Certified」ロゴ

DLNAでは、Microsoftが中心となって策定した「Universal Plug and Play(UPnP)」規格をベースに機器接続方法を定めた。DLNAが定めた接続方法に準拠している機器やソフトウェアには「DLNA Certified」というロゴが付与される。

なお、DLNA Certifiedは、無線LAN機器の相互接続規格を定める「Wi-Fi Certified」ロゴと同様、最低限の相互接続性を確保しているという意味であり、機器・ソフトウェアの組み合わせによっては「相性問題」が発生して正常に再生できないこともある。冒頭の注意書きは、それを踏まえたものだ。

DTCP-IP対応DLNAアプリは、「Google Play」にある!(有料)


Google Playで「DTCP-IP」で検索してみましょう

では、F-01H、M01やM02/RM02でHDDレコーダーの番組を楽しめないか、というとそうではありません。「Google Play」にはDTCP-IPに対応したDLNAアプリがいくつか用意されています。「DTCP-IP」でストア検索をかけるといくつか出てきます。

ただし、無料のものは特定機器あるいは特定サービスの加入者向けに用意されているものがほとんどで、DTCP-IP対応のHDDレコーダーに汎用(はんよう)的に対応しているものは全て有料です。以下に、汎用(はんよう)的使える主なDLNAアプリをご紹介します。

アプリ名 開発元 購入形態 金額(税込)
Media Link Player for DTV アルファシステムズ 買い切り
(ダウンロード時に購入手続き)
900円/アカウント
Twonky Beam PacketVideo 買い切り
(DTCP-IPコンテンツ初回視聴時に購入手続き)
700円/アカウント
sMedio TV Suite sMedio 買い切り
(DTCP-IPコンテンツ初回視聴時に購入手続き)
900円/アカウント
DiXiM Play デジオン 月額課金 108円/月/台

アルファシステムの「Media Link Player for DTV」、PacketVideoの「Twonky Beam」とsMedioの「sMedio TV Suite」は買い切り式で、Media Link Player for DTVはアプリのダウンロード時に、ほかの2アプリはDTCP-IPによる著作権保護が有効なコンテンツを初めて再生するときに課金されます。いずれも課金はGoogleアカウント単位で行われるので、機種変更時の再購入は不要です。

一方、デジオンの「DiXiM Play」は、一部を除くarrowsにプリインストールされているDiXiM Playerの有料版です。先ほどの2アプリと異なり、月額課金(キャリア決済にも対応)となっており、1台あたり月額108円で利用できます。アプリをダウンロード後、別途「DiXiM ID」を取得しライセンスの購入手続きを始めましょう。機種変更する場合は、新しい端末側の操作でライセンスの移行ができるほか、併用する場合はライセンスを追加購入できます。

Media Link Player for DTVとDiXiM Playについては、開発元においてF-01H(Media Link Player for DTVはM01も)での動作が確認されています。また、Twonky Beamについては筆者がF-01H、M01やM02/RM02での動作を確認しています。

ただし、繰り返しですが、機器・ソフトウェアの組み合わせによっては「相性問題」が発生して正常に再生できないこともあります。これで、F-01HやM01、M02/RM02でHDDレコーダーの番組を楽しめる「かもしれません」。HDDレコーダーを最大限生かしたい方、試してみてはいかがでしょうか?