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arrowsマニア情報局

2016.09.02 Fri

arrowsマニア情報局 第44回

高飛び決定記念? 「arrows M03」を買ってしまった件

arrows @をご覧の皆様、「せう」です。ここ2回の情報局でお伝えしている高飛び計画ですが、電子チケットが遂に発券されました。旅券情報も登録しましたが、肝心の宿泊先が決まっていません。渡航直前まで泊まる場所が決まらない可能性も出てきました(


遂に買ってしまった「arrows M03」

で、高飛び時にarrowsの素晴らしさを伝えるべく(?)、「arrows M03」を買ってしまいました。以前の「arrows M02/RM02」の時と同様に、予算の都合から楽天モバイル限定色のGoldを買いました。

このarrows M03、NTTドコモを通して販売されている「arrows SV F-03H」とは兄弟機な訳ですが、一体どこがどう違うのでしょうか? ちょっとマニアックに見ていきましょう。

違い1:画面正面・背面のロゴ(と、ホワイトの正面色)


まず、正面ロゴが違います

まず、パッと見で分かる違いは正面のロゴです。F-03HはNTTドコモのロゴが入っているのに対し、M03では富士通の社名ロゴが入っています。また、今回は色違いなのでアレですが、両機種で共通するボディーカラーであるWhiteでは画面の周辺部の色も異なります。F-03HのWhiteはボディーカラー同色(つまり白色)なのに対し、M03のWhiteは他のカラーと同様に黒色となっています。恐らく、M03は全てのボディーカラーで画面周りを黒色にすることによってコストを下げているのだと思います(携帯電話・スマホではよくあることです)。


背面のロゴも違います

背面のロゴも異なります。F-03Hは中心にarrowsロゴが入っているのに対し、M03の中心には富士通のインフィニットロゴ(社名ロゴの“i”の上のやつ)が入り、arrowsロゴは下部に来ています。自分の周辺では「M03が富士通のスマホであることは本体正面のロゴで十分アピールできているから、背面ロゴはF-03Hみたいなシンプルな感じで良い」という意見が大勢です。ぜひ、参考にしてください(誰が?)。

違い2:左側面のarrowsロゴの有無


arrowsの彫り込みの有無の差もあります

一部で物議を醸した、F-03Hの本体左側面にあるarrowsロゴ。しっかり彫り込みがなされていて、価格帯以上の上質感の演出に一役買っていましたが、M03では彫り込みarrowsロゴがありません。ロゴの金属への彫り込みは、意外とコストがかかります。想定ターゲット層の微妙な違いが、ロゴの有無の差にもつながったものと思われます。

違い3:側面のアルミフレームのアルマイト処理の差


M03は普通の「アルマイト処理」ですが………

F-03Hは「『ハード』アルマイト処理」です

F-03HとM03では、本体側面にアルミフレームを採用することで頑丈さのアップと見た目の上質感の演出を図っています。しかし、アルミフレームは摩耗傷が付きやすいという欠点も抱えています。

そのため、両機種ともにアルミフレーム部に摩耗傷が付きにくくなる「アルマイト(陽極酸化)処理」を施しています。アルマイト処理をすることで、フレームの色合いも深みを増して見た目がより良くなるというメリットもあります。

実は、F-03Hは耐摩耗性能をより高めた「ハードアルマイト処理」を採用しています。そのため、同じ環境下ではM03よりも傷付きにくくなっています。これぞ、本当に見た目では分からない差です。

違い4:最初から「SIMロックフリー」かどうか


F-03Hは「SIMロック」がかかっています……

F-03HはNTTドコモが販売元の端末です。よって、購入時にはNTTドコモのSIMカード(ドコモ回線のMVNOサービス【格安SIM】を含む)でしか通信できない「SIMロック」がかかっています。一定条件(※1)を満たせば「SIMロック解除」して、SIMの発行事業者を問わず使える「SIMロックフリー」にできますが、その条件を満たすためには長いと購入から半年かかります。


M03はSIMロックフリーです(そもそも「SIMロック」項目がない)

それに対して、M03は始めからSIMロックフリーの状態で売られています。なので、NTTドコモはもちろん、au(KDDIや沖縄セルラー電話)やY!mobile(ソフトバンクの別ブランド)のSIMカードを入れても普通に使うことができます(※2)。最初からキャリアを問わず使えるところがM03の強みです。

  • ※1 端末を購入してから6ヶ月経過した日からSIMロックを解除できます。ただし、過去6ヶ月以内に端末の購入手続きをした回線(電話番号)でSIMロック解除手続きをした履歴がある場合は、前回の手続きから6ヶ月経過した日(最短で購入当日)からSIMロックを解除できます。手数料はオンライン(インターネット)手続きは無料、ドコモインフォメーションセンター(電話)またはドコモショップでの手続きは3000円(税別)です。
    なお、購入手続きをした回線を既に解約している場合は、解約から3ヶ月以内であればSIMロック解除手続きが可能です。
  • ※2 家電量販店で販売しているM03は、主要な国内MVNOサービスのAPNをプリセットしていますが、使用するMVNOサービスあるいはM03の購入先によっては別途APN(接続先情報)を設定する必要があります。

違い5:対応しているモバイル通信の周波数帯(Band)

各キャリアの通信周波数帯(★ FDD-LTEへの転用で利用不可能になる予定)
NTTドコモ au ソフトバンク/
Y!mobile
LTE(FDD-LTE) Band 1/3/19/21/28 Band 1/11/18/26/28 Band 1/3/8
LTE(TDD-LTE) Band 42 Band 41(WiMAX 2+として) Band 41(AXGPとして)
W-CDMA(UMTS) Band 1/6/19 - Band 1/8/9(★)/11(★)

携帯電話やスマホは、正しくは「携帯電話無線機」です。無線を使って基地局と通信することで初めて電話として使えるわけですが、無線の電波には限りがあります。そこで、各国の規制当局(日本なら総務省)が携帯電話事業者ごとに使ってよい周波数帯を割り当てています。以前の周波数帯の表示は、中心周波数を使って「MHz(またはGHz)帯」という書き方をしていましたが、現在のW-CDMA規格やLTE規格では、諸事情から「Band(バンド)番号」で表記することが一般的です。

上記の表は、日本の通信事業者(キャリア)が使っているBand番号を示したものです。auのW-CDMAが空欄なのは、auの3Gは「CDMA2000」という異なる規格を採用しているためです。

F-03HとM03の対応周波数帯
F-03H M03
LTE(FDD-LTE) Band 1/3/19 Band 1/3/8/19/26
LTE(TDD-LTE) 非対応 非対応
W-CDMA Band 1/5/6/19 Band 1/5/6/8/19
GSM 850/900/1800/1900MHz 850/900/1800/1900MHz

F-03HはNTTドコモが販売しているため、同社が利用している利用Bandに最適化されています。一部対応していないBandがありますが、これはエリアカバー的にメインではなく、対応していなくても実利用上は大きな問題にならないからです。一方で、W-CDMAにおいてドコモで利用していないBand 5に対応していますが、これはアメリカやオーストラリアで国際ローミングする際の利便性を高めるためです。

一方で、M03はSIMロックフリースマホとしての利便性を重視して、F-03Hよりも対応Bandが増えています。NTTドコモだけではなくauやY!mobileのメインBandもきちんとカバーしているので、どのキャリアで使っても困ることは基本的にありません。

ということで、F-03HとM03の違いを簡単(?)にまとめてみました。「arrows Fit F-01H」とarrows M02/RM02の違いと比べると、分かりにくいところもありますが、やはり違いはありますね。