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arrowsマニア情報局

arrowsマニア情報局 第6回

Wi-Fiよりも手軽で高速!? 「TransferJet」ってなに?(解説編)

arrows @をご覧の皆様、「せう」です、こんにちは。ついに2015年冬のarrowsスマートフォンが姿を見せましたね。スペックを抑えて低価格を実現しつつ、スマート指紋センサーを搭載し、セキュリティ面で妥協していないミドルレンジ(中位)モデル「arrows Fit F-01H」と、実はちょっとスペックダウンしたけれど虹彩認証や内蔵アンテナで楽しめるフルセグなど、機能てんこ盛りな「arrows NX F-02H」の2機種が登場します。この記事が載るころにはarrows Fitは発売済みなはずです(執筆時はFit発売前)。


「TransferJet」って知ってます?

このうち、arrows NXについては、先代の「ARROWS NX F-04G」と同じく、非接触式の高速データ転送技術「TransferJet(トランスファージェット)」に対応しています。マニア情報局では、2回に分けてTransferJetについて取り上げます。今回は、TransferJetのあらましを紹介します。


TrasferJet対応製品に付いているロゴマーク

TransferJetは、おサイフケータイやSuicaなどに使われている「FeliCa(フェリカ)」を開発したソニーが、非接触無線通信を使って、より高速なデータのやりとりをできるようにすべく策定した規格です。現在は、同社が中心となって設立した「TransferJetコンソーシアム」を通して規格策定や普及活動を行っています。
最新バージョンのTransferJetでは、375Mbps(46.875MB/秒、最大実効レート)でデータのやりとりができます。BluetoothやFeliCa/NFCはもちろん、無線LAN(Wi-Fi)よりも高速にデータのやりとりができるのです。F-04Gで撮った写真や4K動画を高速に他のTransferJet対応機器で送ったり、逆に他の機器からこれらを受け取ったりするときに非常に便利なのです。


F-04G・F-02HのTransferJet通信部は本体背面に(写真はF-04G)

F-04GやF-02HのTransferJet通信部は、本体背面にあります。両機種ともにかざす場所の目印はありませんが、実際の送受信画面(詳しくは次回)で確認できます。


PC・スマホ・タブレット用TransferJetアダプター(左からUSB用、Micro USB用、Lightning用)

デジタルカメラで使えるTransferJet対応SDカードもあります

F-04G・F-02H同士で使うこともできるTransferJetですが、ほかの機器と連携することでより便利に使えます。

F-04G・F-02HのTransferJet通信部を提供している東芝では、PC・スマホ・タブレット用のTransferJetアダプターやTransferJet送信対応のSDカードを販売しています。

TransferJetアダプターは、USB 2.0(Windows PC用)、Micro USB(Android端末用※)、Lightning(iPhone・iPad用)の3種類が用意されています。SDカードは、今のところClass 10の16GBのみ用意されていますが、今後、より高速あるいはより大容量なものが登場する予定です。

※「USB On-The-Go(USB OTG)」対応端末でのみ利用可能。既存のARROWSでは、F-06Eまでの機種、F-02G以降の機種(それぞれ一部を除く)が対応しています。また、メーカー保証はありませんが、USB OTG対応のWindowsタブレットでも利用できます。

これらを使うと、PC・スマホ・タブレットにF-04G・F-02Hのデータを高速バックアップしたり、PC・スマホ・タブレットやデジカメのデータをF-04G・F-02Hに吸い出して活用したりできるのです。

次回は、実際にF-04GやTransferJet対応機器を使って、データのやりとりをする方法をご紹介します。お楽しみに!