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arrowsマニア情報局

2018.10.05 Fri

arrowsマニア情報局 第141回

開放された! Android 8.1なarrowsは“カメラ”に注目!(後編)

arrows@をご覧の皆様、「せう」です。皆さん、台風24号は大丈夫でしたか? 筆者の自宅には幸い被害はありませんでしたが、外が騒がしすぎて寝不足になってしまいましたorz


いろいろマニュアル撮影できる!

前々回前回と、Android 8.1以降のarrowsで利用可能となったサードパーティー製カメラアプリにおけるマニュアル撮影機能を紹介して来ましたが、今回もその続きです。

  • ※ この記事では、Android 8.1にバージョンアップした「arrows NX F-01K」で、アドビシステムズの「Photoshop Lightroom CC」アプリを使っています。

ISO感度のマニュアル調整


F-01KのISO感度の下限は「100」

逆に上限は「6400」

デジタルカメラには「感度」と呼ばれる光を感じる能力値が設定されています。この感度はISO(国際標準化機関:International Organization for Standardization)において規格化されており、規格に準じた感度基準を「ISO感度」と呼んでいます。ISO感度は、基本的に数値が高いほど暗い所でも明るく撮影できる代わりにノイズ(ざらつき)が多くなります。逆に、基本的に数値が低いほど暗く撮影されてしまいますが、ノイズ(ざらつき)は少なくなります

arrowsの標準カメラでは、ISO感度を完全に自動調整しますが、Android 8.1以降を搭載するarrowsなら、サードパーティー製カメラアプリでISO感度を手動調整できます。「もうちょっと感度を上げたい(下げたい)」という時に役立ちます。

ただ、感度の上下はリスクもあります。ISO感度は下げるほどシャッタースピードも下がるため、ブレが増えます。逆に、ISO感度は上げるほど先述の通り写真のノイズが増えます。ブレ抑制を重視するか、暗い所でも撮ることを重視するか、状況に応じて選びましょう。

シャッター速度のマニュアル調整


F-01Kの最長シャッター速度は0.6秒

逆に最短は68705分の1秒……だが、9060分の1秒がこの被写体だとギリギリ

シャッター速度はそのままの意味で、シャッターを開いている時間を示します。基本的に、暗い場所、あるいは動きの少ないものを撮る場合はシャッター速度は遅い方が良く、明るい場所、あるいは動きの多いものはシャッター速度が速い方が良いです。ただ、シャッター速度が遅いと手ブレが発生しやすく、速いと暗い場所では何も写らなくなってしまいます。

先ほどのISO感度と同様に、arrowsの標準カメラではシャッター速度を完全に自動調整しますが、Android 8.1以降を搭載するarrowsなら、サードパーティー製カメラアプリでシャッター速度も手動調整できます

手ブレリスクも増えますが、花火や滝で動きを捉えることを重視したい場合はシャッター速度を遅くすると良いですし、写真が暗くなるリスクも増えますが、“一瞬”を捉えることを重視したい場合はシャッター速度を上げると良いでしょう。

RAW撮影


センサーが捉えた画像をそのまま保存するのが「RAW」

ハイエンドなコンパクトデジタルカメラやデジタル一眼カメラでは「RAW」と呼ばれる画像形式での写真撮影に対応しています。RAWといえば「生」という意味。つまりセンサーが捉えたデータを何にも加工せずに保存する形式です。逆にいえば、RAW形式以外での保存は、何らかの画像処理をした上で保存しているということになります。

RAW撮影したデータは基本的にそのままでは画像データとしては使えず、「現像アプリ」で「現像」(何らかの加工)をして一般的な画像形式に変換しなくてはなりません

Androidスマートフォンの多くは、標準カメラアプリにおいて何らかの形でRAW形式での撮影(RAW撮影)に対応していますが、arrowsの標準カメラアプリでは頑なにRAW撮影に対応していません

Android 8.1を搭載するarrowsでは、サードパーティー製カメラアプリを使うとRAW撮影できるようになりました。

カメラ(スマホ)側で生成(加工)されるJPEGファイルに何らかの不満がある、という場合は、RAW撮影して別のアプリで「現像」することでその不満を解消できる可能性があります。ここまでするのはまさしく「マニアック」な領域なので(自分もよほどのことがない限り使いません)、あまり使わない機能かもしれません()。

ということで、arrows標準のカメラアプリに不満な方は、Android 8.1以降にバージョンアップして、サードパーティー製カメラアプリを使ってみてください。