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arrows @ MAGAZINE

arrowsマニア情報局

2019.12.13 Fri

arrowsマニア情報局 第194回

ちまたでよく聞く「SIMフリー」 それって何?(その1)

arrows @ MAGAZINEをご覧の皆様、「せう」です。12月の忙しさのファーストウェーブが過ぎ去りましたが、すぐにセカンドウェーブか来そうで戦々恐々としている今日この頃です()


先日発表された「arrows M05」

さて、つい先日、富士通コネクテッドテクノロジーズから「arrows M05」が発表されました。12月18日(一部20日)から家電量販店や一部のMVNO(※)から発売されます。

ところでこのarrows M05(と楽天モバイルから発売された「arrows RX」)は、arrowsスマートフォンとしては約2年ぶりの「SIMフリー(SIMロックフリー)」モデルです。最近、良く聞く「SIMフリー」ですが、一体どういう意味で、どういうメリットがあるのでしょうか。

  • ※ MVNOとは?
    MVNOは「Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)」の略です。簡単にいうと、MNO(Mobile Network Operator:移動体通信事業者)から電波と基地局を借りて携帯電話サービスを提供する会社のことを指します。
  • MVNOは大規模な設備を持たなくて良い分コストがかからないため、一般的にMNOよりも廉価な通信サービスを提供しやすいとされています。MVNOの通信サービスが「格安SIM」と呼ばれることが多いのは、そういう理由です。

そもそも「SIM」って何?


あなたのスマホやケータイにほぼ確実に入っている「SIMカード」

現代のスマホやケータイは、それ単体では携帯電話として動作しません。中に「SIMカード」を入れ、ネットワークに承認されて初めて携帯電話として機能します。

「SIM」は「Subscriber identification Module」の略。簡単にいえばユーザー(契約者)を特定するためのICで、接続すべきMNOや携帯電話番号などの情報が書き込まれています。

携帯電話はSIMカードを認識すると、そこに書かれた情報をもとに電波を探してネットワークに接続しようとします。ネットワークへの接続要求を受けたホスト(契約や接続を管理するコンピューター)は、そのSIMカードが真正なものかどうか確認し、そうであれば接続を承認し、ネットワークを利用できるようになるわけです。

このSIMカードの便利な点は、カードだけを移し変えれば機種変更できるという点。見方を少し変えると、同じ電話番号を維持したまま、気分によって毎日(毎時間?)携帯電話を交換できるのです。古いスマホやケータイを、バッテリー切れの際のバックアップに使うこともできちゃいます。

SIMフリー=SIMロックがない


SIMロックは解除できますが……

現在、MNOの発売する原則として「SIMロック」がかかっています。その名の通り、特定のMNO(あるいはMVNO)のSIMカードしか受け付けないというソフトウェア的なブロックです。現在は一定条件を満たすことでSIMロックを解除できるようになっています。

SIMロックの対義語が、「SIMフリー」あるいは「SIMロックフリー」です。「フリー(free)」は、制限のないという意味。つまり、arrows M05を含むSIMフリー(SIMロックフリー)をうたっているスマホなら、どんなMNO(MVNO)のSIMカードを入れても認識はする(ここ実は地味にポイント)のです。

「じゃあ、どのMNO(MVNO)のSIMカードでも使えるの?」と思うかもしれませんが、そう簡単には行かない面もあります。次回はその辺の話をしていきます。